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    はじめに 「とりかへばや物語」とは?

    • 2014.10.18 Saturday
    • 22:33
    JUGEMテーマ:古典文学

    みなさまは「とりかへばや物語」をご存知ですか?

     この物語は平安時代末期に書かれたのですが、源氏物語、枕草子といったメジャーな平安文学と違い、教科書で紹介される事もほとんどなく、知名度はほぼゼロ。しかしこの物語、本当に面白いんです。

     源氏物語も枕草子も確かに名作ですが、やっぱり「古典」としての面白さであって、どこか現代の感覚とはずれている部分があって、そこを脳内で補いながら読むことになります。
     でもこの「とりかへばや物語」は違います。ハッキリ言ってこのワクワク感、ドキドキ感は現代の小説を読むのとほとんど変わりません。現に、この物語の面白さに目をつけた氷室冴子さん・山内直美さん・唐十郎さんといった方々がすでにこの「とりかへばや物語」を小説やマンガにアレンジしているそうです(私はまだそっちは読んだ事はありませんが)。

    「とりかへばや物語」の「とりかへばや」とは、「取り替えたいなぁ」という意味。
    この物語の主人公は、とても女っぽい兄と、とても男っぽい妹の2人。兄は女として完璧、妹は男として完璧な容姿と性格を備えているため、親は苦悩の末に兄を女として、妹を男として育てます。


    あぁ、2人の性別が逆だったらなぁ・・・このままじゃ2人がどんなに素晴らしい男女に成長しても、どこかで出家させなきゃいかんだろうなぁ・・・あぁもったいないな、2人の性別を取り替えたいなぁ・・・

    こんな父親の嘆きと共に始まる兄妹の男女逆転人生と、そんな2人の秘密を知らない周囲の人々が巻き起こすラブコメディー。それがこの「とりかへばや物語」です。

    どうでしょう?もうこの冒頭の舞台設定だけでワクワクしてきませんか?しかも「とりかへばや物語」は、平安時代人とは思えないほど心理描写が実に細やかなんです。「あぁ、確かにこの状況になったら、きっと私も同じ事思うだろうなぁ」とすんなり納得できるので、登場人物にとても感情移入しやすいんです。こんな古典文学、私は他に見た事がありません。

     でもこの「とりかへばや物語」、その面白さの割にあまりにも知名度が非常に低いので、無謀にも私はこのブログで全文紹介に挑戦してみたいと思います。ただ、そうは言ってもやはり古典は古典。私は講談社学術文庫の桑原博史著「とりかへばや物語 全訳注」を読んでいますが、現代語訳にしてもなお、やっぱり読みづらい部分があります。

     そこで私が取り組むのは、正確な現代語訳ではなく「桑原博史さんが現代語訳した文章を、さらに今の人でも楽に読みやすくアレンジする事」。なのでブログのタイトルも「とりかへばや物語 現代語訳」ではなく「とりかへばやRemix」としました。

     また、皆様に親しみを持って頂くため、内容をリミックスして書いた上でさらに、私の気軽な個人的感想・ツッコミも付けていこうと思います。もちろん、当ブログの内容はあくまでリミックスですので、内容の正確性は保証できませんし、私の拙いアレンジで原文の良さを殺してしまっている可能性もありますので、もしこのブログで「とりかへばや物語」にご興味を持たれた方はぜひ、桑原博史さんが訳された原文の方もチェック頂ければと思います。

    それでは、男女逆転ラブコメディーのはじまり はじまり〜。

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